言い逃げしようとしては誰かに叱られる日記inはてなブログ

旧はてなダイアリーからのインポートです。こちらの更新はあまりないとは思います。

熱狂的な編集者の回顧録

かつて、赤塚不二夫番記者No.1として、赤塚全盛期を支えてた武居俊樹の本。
かつて、週刊プロレスのインディー/女子プロレス番記者として、FMWや全日本女子プロレスの隆盛を支えてきた小島和宏の本。
いずれも、「より面白いものを作り上げるぞ!」という熱狂の中、仕事をしてきたというのがよく伝わってきた。
そして、熱狂のあとには強烈な反動がやってくるということも。
いずれも「正常化」という揺れ戻しによって、活躍の場を去ることになるというのが締めだ。


編集者の回顧録というのは色々と読んでいるのだが、なんというのだろうか
読んでいる自分がシンクロするという点に関しては、この2冊がツートップな気がする。



いつの日か、4コマ誌の編集者の人もこういう本を出して欲しい。
とりあえず、まんがくらぶまんがくらぶオリジナルの松本編集長に期待。
きらら立ち上げメンバーの人たちにも、いつか書いて欲しいところはあるが、ムリかなあ。

赤塚不二夫のことを書いたのだ!! (文春文庫)

赤塚不二夫のことを書いたのだ!! (文春文庫)

ぼくの週プロ青春記 90年代プロレス全盛期と、その真実

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